【呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)】は芥見下々(あくたみげげ)さんによる大人気コミックで『週刊少年ジャンプ』で2018年から連載されています。
単行本は現在16巻まで発売中で、次の17巻は2021年10月4日の発売予定です。が、もう一冊、『0巻』があることは、呪術廻戦を知っている方になら、すでに有名になっていますよね。
この『0巻』、2021年12月24日に映画の公開が決まってもいるのですが、とても面白いと人気があるのです。今回は、どうして面白いのかを徹底的に解説しますね!
呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校 (ジャンプコミックスDIGITAL)
2021年9月現在、紙の単行本は大人気で、売り切れが続き、手に入りにくい状態です。すぐ読みたいなら電子書籍がおすすめです。
呪術廻戦『0巻』とは?
正式なタイトルは、【呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校 】といいます。この中に収録(しゅうろく)されている話は、2017年に週刊少年ジャンプGIGAで4回にわたり掲載(けいさい)された、読み切りの物語なのです。
主人公は乙骨憂太(おっこつゆうた)。本編の主人公の虎杖悠仁(いたどりゆうじ)は登場しません。本編の約1年前位の話です。
本編の【呪術廻戦】がはじまってから、この読み切りシリーズが正式に呪術廻戦の前日譚とされましたが、作者は当初、読み切りのこの【呪術高専】だけで終える予定だったとのことなのですよ。それだけに、この1冊のなかに呪術廻戦の世界観がぎゅっと分かりやすく描かれていて、新人漫画家の勢いと熱量が詰め込まれた作品と言えます。
0巻の面白さ1『チート系主人公の成長!』
主人公の乙骨憂太は最初の頃はオドオドしていて頼りないのですが、だんだんと成長して、精神的にも、戦いにも強くなるのです。
頼りなくオドオドしているのに、最初から『特級呪術師』という驚きもあります。しかも五条悟とは遠縁ですが親戚で、血筋は菅原道真(すがわらのみちざね)の子孫だと明かされます。菅原道真は作中では日本三大怨霊の一人、超大物呪術師なのですよ。
生まれ待った才能が開花していく様子には、「すごい!」と惹(ひ)きこまれますね。
乙骨憂太のかっこいいところについては、こちらの記事単行本『呪術廻戦 0』主人公・乙骨憂太の映画で見たいかっこいいシーン3選! に書きましたのでぜひお読みください♪
0巻の面白さ2『魅力ある個性豊かな登場人物たち!』
主な登場人物は、主人公の乙骨憂太と、担任の五条悟(ごじょうさとる)、乙骨の同級生の3人:禪院真希(ぜんいんまき)、狗巻棘(いぬまきとげ)、パンダと、敵の夏油傑(げとうすぐる)です。
どのキャラクターも個性的で、魅力的でファンも多くいます。
一人一人の登場人物について、呪術廻戦の単行本0巻の登場人物紹介!の記事でご紹介していますので、ぜひお読みください!
0感の面白さ3『ストーリー構成がしっかりしている!』
とにかくストーリー構成がしっかりしています。
ざっくりと話の流れを見てみましょう。
- 弱弱しい主人公、仲間たちとの絆を育みながら強くなる
- 敵が現れる、敵の背景も描かれる
- 主人公が自ら戦う決心をする
- 圧倒的な強さで敵を倒す
本当にざっくりですが(笑)。
物語として安定しているので、雑念なく話に引き込まれ、読んだ後の爽快感があるのです!
面白い?面白くない?読んだ方の感想を紹介
あちこちのレビューやSNSの感想を見ていると面白いという感想のほうが圧倒的に多いですね!面白くないという感想も少数ですがありました。見てみましょう!
高専いいよねきれいにまとまってて。
読み切りを後から読んだけど本編とのズレの少なさにびっくりした。読み切りってたいてい後からの設定変更とかあるものなのに。
本編だとおにぎり先輩の影が薄いんだよなあ。1年メインだからしかたないけど。
愛とはなにかを考えさせられた。深い作品。
乙骨がかっこいい!どんどん強くなって!五条先生もたくさん見られてかっこ良くてうれしい!
いまいち迫力に欠ける。
絵が雑。
作者はナルトやハンターハンター・ブリーチなどをリスペクトしてるって話してたのを見たけど、だからってそれらのパクリみたいな話すぎて残念。
乙骨の成長過程が雑すぎ。主人公なのに。他のキャラクターもぼんやりしている。
私はとても面白いと思いましたが、色々な人がいますよね。あなたはどう思いますか?
まとめ
0巻は本当に面白いと思います!まだ読んでいない方はぜひ読んでみてください。
映画も、呪術廻戦の本編もこれからどうなるのか今後も楽しみにしています♪
ここまでお読みいただきありがとうございました☆
呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校 (ジャンプコミックスDIGITAL)